Miracles Happen

~最高の人生を送る方法~

ネガティブでいることが楽だというのはどういうことか

こんにちは!

 

長女が幼稚園に行き始めて、「午前中ブログが書けたりするのかなぁー」ウキウキと思ってたら、まさかの次女が足にしがみついて家中付いてくるので書けません。笑

 

試しに、彼女の前でパソコンを開いてみたらピアニストばりに鍵盤ならぬキーボードをたたき、(元々取れかかってたけど)Xが飛びました…爆!

 

今後もボチボチ更新しますので、宜しくお願い致します。

 

さて今回は

 

「幸せになりたいなら幸せだ!と決めて、幸せの方を見るんだよ」とか

言われた時…

 

「いや、でもなかなかそれが見れなくてさ。ちゃんと見れてる時もあるけど、

でもやっぱネガティブに戻っちゃって、気づいたらネガティブで、なんも変わってない…ってなるんですわ。」

 

って思ってたら、

 

「それは、あれですね。ネガティブでいる方に慣れていて、ネガティブの方が楽なんですよね。」

 

って言葉がふってくる。

 

このパターン結構経験してる方多いと思うんです。

 

自分でもわかってるけど、ネガティブの方が楽ってなにそれ!

ちょっと失礼ちゃう!?笑

私だって幸せになりたいわ!!

ネガティブが楽ってわかってるけど、なんかしっくりこんわ!

 

という方に、私が実際に『なるほどこれがネガティブが楽ってことか!』と感じた体験を通して、

ネガティブ=コンフォートゾーン抜け出し作戦

をお伝えしようと思います。

 

 

頑張ったら損をする?

 

これは、私が長女を妊娠していた時のおはなしです。

 

私の職場では、近くの店舗にもう一人妊娠中のスタッフがいました。

 

彼女はかなりつわりが重く、有休(もともと忙しくてほとんど使えていない職場なのでかなりあったと思います)も使い切り、欠勤扱いに突入してもなかなか仕事に復帰できない状態が続いていました。

 

私はというと、管理職という立場と、私の妊娠発覚前に会社の事情でスタッフが激減したことでなんとしてでも出勤しなければならない状況。

 

通勤電車はいつもより1時間早く出て、気持ち悪くなったら途中下車。

多い時は3回くらい途中下車してトイレに駆け込む。笑

 

1時間早く出てるのに、いつも通りの時間に出勤。

 

エステ施術の時間はもはや地獄!笑

 

エステルームとバックルームが繋がっていたのですが、

その扉の前にレモン味の炭酸水を常備(同僚が、飲みやすいよう保冷剤でキンキンに冷やしてくれていたのに泣きました。)、

合間で炭酸水で吐き気を抑えて、パック中の5分でトイレダッシュ!

 

何かを食べた直後が一番楽だったので、エステ後のお客様とのトーク(長ければ30分くらい)を乗り切るために、エステ終了間際にこんにゃくゼリーをちょっと口に入れる。

 

これを多い日は1日5件。

 

いやもう、本来プロ失格です。

全然施術に集中せず、ただ乗り切っただけ。

これがまたメンタル的にもかなり苦痛でした。

 

普通の接客も、誰かに代わってもらおうにも、

バックルームで休ませてもらっているときにお客様の気配がしたら

(手のあいているスタッフがいなければ)出るしかありません。

 

他のスタッフに任せれば良いのですけど、気持ちがそうできませんでした。

 

そんな時はお決まりのゼリーを口に入れていざ出陣。

 

そしてこれを4ヶ月くらいして、つわりも落ち着いたある日、

研修でもう一人の妊婦さんのスタッフと一緒に上司と話す機会がありました。

 

その時に上司に言われたのは、

「ayaさんはつわりが楽でよかったね。〇〇さんほんとに大変だったね、よく頑張ったね」でした。

 

まてまて!笑 私のつわりは楽だったのか?笑

 

この時思いました。

もっと「しんどい、辛い」を全面に出せばよかった。

なぜ、笑顔で乗り切ってしまったのか。

 

「しんどい、辛い」方が「良かった」んです。

 

本当は私も辛かったのに、ポジティブに乗り切ろうと頑張ったから

人からは「楽だった」と捉えられてしまった。

 

そして、なるほど、これがポジティブでいるより、

ネガティブでいた方が楽な理由なのでは?と思ったのです。

 

 

辛い、しんどい、かわいそうな私は防御反応

 

先ほど書いたように、辛いことやかわいそうなことって本人にしかわからない場合があります。

 

誰にも気付いてもらえず、気づいてもらいたい。

 

だから「私辛い!」「私かわいそう!」という感情が湧いてくるのって、

”本当はとても辛い思いをしている自分にだれも気付いていない。
そんなかわいそうな自分に誰か気づいてあげてほしい”

 

という気持ちがあるのだと思います。

 

そしてそれを実際に誰かに(表に)出す場合、

それは完全に防御反応です。

(本来、その感情の中にずっといる時点で、人に向けていなくても防御反応なのですが…)

 

傷つきたくないから。

この「傷つきたくない」には色々ありますよ。

 

失敗して責められたくない。

怒鳴られたくない。

グチグチ言われたくない。

 

とにかく、”私はとてもかわいそうな子だから、これ以上は傷つけないでね”

とアピールしているわけです。

 

彼氏に「今日ちょっと体調悪くて、睡眠不足だし、それでも頑張って来たんだ。きみの思うようなデートができなかったらごめんね」と言われたら、

 

例えば彼が私の話をあまり聞いていなくてぼーっとしていても、

移動中の電車は爆睡でも、

「疲れてるんだよね」と思って「もっと話したいなぁ」という気持ちは胸にしまっちゃいません?笑

 

それだけならいいですけど、

これがデートじゃなくてLINEで言われたら、連絡するのためらいませんか?

 

「今日はこんな嫌なことが仕事であって、
こんな辛い思いをして、もうヘトヘトで、

お風呂入る気力もなくて…」

 

って言われたら、「そうか、私連絡しない方がゆっくり寝れるのかも…」とか考えちゃいますよね。

 

つまり、相手はこの”これ以上傷つけないでねアピール”を受けて負担のないように接してくれますから、このアピールは成功です。

 

 

ネガティブワールドへようこそ!

 

”これ以上傷つけないでねアピール”をしている人、していなくても「私はいつも辛い、かわいそう、悲しい」人は、辛いこと、可哀想な自分になる要素、悲しいことを見つけるのが得意です。

 

なので、すぐに目の前のことを”自分を傷つける要素”だと決めて受け入れます。

 

起こることをどんどん「これも私を傷つける」「これも私を悲しませる」と捉えていけば、当たり前ですがネガティブワールドはどんどん構築されて、私は立派にネガティブワールドの住人となります。

 

先ほどは、このアピールは成功!と書きましたが、

彼氏の”しんどい”アピールの続きで考えてみましょう。

 

彼の”しんどい”アピールを受けて、「もっとお喋りしたいなぁ」という気持ちを飲み込んだ彼女。

 

本当は、お仕事で内定が出たことをお話したかったけど、

今仕事の話はよくないかも…と思って話さなかったとしましょう。

 

デートの数日後彼から「〇日は空いてる?」と連絡がきたとして、「ごめん、その日は内定者懇親会があるんだ…」とか言っちゃうと、

 

「え、内定出たんだ。聞いてないんだけど。」

 

チーーーン!!!笑

 

彼の立場になってみてください。

傷つかないように布石したんですよ。

余計なこと言ったりしないでそっとしてねって。

 

そしたら、本来自分が一番に聞きたいはずの彼女のおめでたい話を教えてもらえなかった…みたいな状況も引き寄せかねないわけです。

(あくまでフィクションです。笑)

 

LINEでもそう。

 

疲れてるんだから余計なことしないでね、これ以上僕の頭悩まさないでねってアピールしたはずが、

彼女から全然連絡来ないんだけどどうなってるんだろう。

何してるんだろう。

 

彼女はモヤモヤしながらも連絡しないですよねそりゃ。笑

 

そして、「美味しそうなお店見つけた」と送ってみたら

彼女からは「ほんとだ!行きたい~!」と嬉しそうなリアクション。

 

ほっとしたのもつかの間。

 

彼女からすれば「え、もう落ち着いたの?元気になったの?これは一緒に行こうっていう意味?ちょっとよくわかんないんだけど、こういうのいやだ…」

 

「ねぇ、しんどいって言ってたのはもう大丈夫なの?こっちは心配してるし遠慮して連絡控えてるんだけど、落ち着いたからもう大丈夫だよ!とか心配かけてごめんねとか一言あってもいいんじゃない?」

 

と責められる(と感じる)。

 

傷つかないようにネガティブな自分でいるのに、

ネガティブな自分でいることで、

さらなるネガティブ事象を引き起こしかねないのです。

 

つまり、一見”傷つきたくないアピール”は成功!と見せかけて、

結局傷つくことになります。

 

 

ネガティブワールドを抜け出すために

 

では、この自分で創ったネガティブワールドをどうやって抜け出しましょうかね。

 

自分で創ったものを自分で壊すのは簡単ですのでご安心を!

 

 

「頑張っている人は損をする!」意識をなくそう

 

正直この意識は、もうこの社会に何十年も生きてれば結構みなさまくっついてしまってるものだと思います。

 

頑張っても認めてもらえなかったことを、誰だって人生で何度か経験してるものです。

 

でーも!

 

我々は潜在意識を知っている!笑

 

見るのは外ではなくて、内です。

 

人に認めてもらえなくたって、自分がよく頑張った!と認めてあげれば良いのです。

 

そして、自分の世界を「頑張ったことは認めてもらえるワールド」に設定してください。

 

もちろん、「頑張ったことは認めてもらえるワールド」なんですから、

自分だけじゃないですよ。

あなたの周りにいる全ての方が(あなたのワールドに住んでいる方)これに当てはまるわけですからね。

 

何もしてないように見えている人も、ぜんっぜん頑張ってるように見えない人も、

「頑張ってるんだ。見えないところで本人なりに色々やってるんだ。」と認めてあげてくださいね。

 

そうすれば、頑張っちゃっても(本来頑張る必要なんてないんですけど)損しません。

「頑張ったことは認めてもらえるワールド」にいるわけですから。

 

 

”辛い、かわいそうな自分”に気付いてあげる

 

最初に、”辛い、かわいそうな状況”って、本人にしかわからない、

だから”誰かに気付いてほしい”ということを書きました。

 

”傷つけないでアピール”もその一環です。

 

これも、外ではなく内を見てみて下さい。

 

つまり、自分で”辛い、かわいそう”な自分に気付いてあげてください。

 

いや、「辛い、かわいそう」って思ってるんだから気づいてるよって思うかもしれませんが、本当に「辛い、かわいそう」って思っているでしょうか。

 

「なんで私だけいつもこんな嫌な思いするんだろう」

「あーしんどい。」

「あの子はいいよねぇ、順風満帆でねぇ」

「私だけこのまま独身で、そっちの幸せはつかめないの!?」

 

こんな感情は抱くかもしれませんが、その時は感情に呑まれていて、

「私はかわいそうだ。」「私は辛い。」「私は寂しい。」と客観的に気付けていないことが多いです。

 

「私今すごくかわいそう、辛いんだね」って認めてあげてますか?

 

感情を認めてあげることで、感情に呑まれることはなくなります。

俯瞰して見たり、客観的に見ると感情と一体化している自分が外れます。

 

かわいそうな私、辛い私をしっかり見てみてください。

 

自分で気づいてあげられれば、最初はそれでも外に求めて

誰かに認めてほしがるかもしれませんが、

続けているうちに必ず外に求めなくなっていきます。

(とはいえ、時々求めちゃうのは人間だからです。

欲がなくなれば、それは人ではなく仏レベルです。笑

 

そして、外に求めなくなっていけば、ネガティブでいる必要がなくなってきます。

そうすれば、自然にネガティブワールドは崩壊していき、

時々再構築されることはあっても(笑)、普段からそこに住むことはなくなります。

 

 

 

ネガティブがコンフォートゾーンになっている方へ

 

私もかつてネガティブワールドの住民でした。

 

今振り返れば全て良くも捉えられるし、良くも悪くもないことだったりするし、

何をあんなにぐるぐると不満だらけの、嫌なことばかり起こる世界で生きていたんだろうと思います。

 

でも、あのころの私は、自分以外の何者かに傷つけられることにいつも怯えていました。

 

優しく手を引っ張って、大丈夫だよ、怖くないよ、

どんな時もあなたの味方でいて、

あなたの取る全ての行動、考えを肯定して、

必ず最後まであなたを愛すよ。

 

と言ってくれる人の存在を望んでいました。

 

でも、そんな人が私には現れないかもしれない。

みんなは幸せになって行っても、私はなれないかもしれない。

 

その不安が、「私はどうせ」「私には無理だ」と自分を否定し、

そんな私を「そんなことないよ、大丈夫だよ」と言ってもらって安心できるように

現実世界で自分を落としていました。

 

かわいそうな私でいれば、誰かがかわいそうだと慰めてくれるかもしれないから。

 

自分の経験上、ネガティブ=コンフォートゾーンの場合、

無理やりポジティブを見ようとするだけではなかなか抜け出せませんでした。

 

私はかわいそうだ。

私は今辛いんだ。

 

と、一度認めて、「でもかわいそうでいなくても、私はちゃんと私を見てるよ、一緒にもっと笑顔でいられる世界に踏み出そうよ」と何度も優しく手を引っ張ってあげることも必要でした。

 

今、ネガティブワールドが居心地よくなってしまっていて抜け出したいのに

抜け出せないという方も、必ず抜け出せます。

 

「抜け出したい」と思った時点で、ネガティブワールドの崩壊は始まっています。

 

あとは「あぁ、私の世界変わったな」って実感するだけです。

 

先ほどもちょろっと書きましたが、

時々ネガティブワールドを再構築することもありますから、

「今から死ぬまで100ポジティブでいなきゃ私、変われてない」って思わないでくださいね。

 

ポジティブ60、ネガティブ40くらいでも充分ネガティブワールドから脱出できてますから。

 

「かわいそうな私」も認めて、「もう大丈夫な私」も認めてあげましょうね!

 

それではみなさまViel Spass!!