こんにちは!
前回からスタートしたこの「結婚への道のり」シリーズ!
2回目は、抜け出せないブロック迷路でもがく私に、ついに現実が動き出します。
その前に、まずはもがく私をもう少しどうぞ。笑
(まだもがくんかい笑)
「思考は現実化する」ことを受け入れる
前回の記事で書いたように、ブロックを量産しては戦い、
進展しかけては振り出しに、を繰り返していた私。
それでも1つだけ確かに変化が起きていました。
それは私自身です。
正確に言えば、私の私に対する考え方です。
そして、自愛に本腰を入れることになります。
なりたいのにわからない「愛される私」
「愛される私」になることができれば、彼からも愛されるのでは?という事には気付いた一方で...
「愛される」ってなに?
「幸せな恋愛ってなに?」
願いを叶えるには自愛が必要っていうけど、「自分を愛するってなに?」
私は他人との関係に向き合って悩んだことは何度とありましたが、
自分と向き合ったことはありませんでした。
そのため、こんな疑問が頭をめぐり、「愛される私」になること自体が出口の見えないトンネル状態でした。
「なりたい」のにわからないから「なれない」。
そしてブロックを克服するごとに彼との距離は縮まっている現実。
でも最後の一歩が、この一歩が到達すれば望む未来が手に入りそうなのに、
その一歩を踏み出そうとした瞬間新たなブロックを自分で創り出してしまう現実。
とにかく焦りました。
私が「愛される私」になるまでに、彼が他の人と一緒になるかもしれない。
そんなこと起こるはずないのに。
だって私が「愛される私」になれば「彼に愛される」とこれだけ思い込んでるんだから、「愛される私」になれば良いだけなのに。
そんなこと考えたら、本当に「愛される私」になるまでに彼が他の人に行くかもしれないのに。
全ての物を自分が創っているという自覚
「思考は現実化する」という言葉を鍵にすれば全ての混乱は解けます。
自分にとって都合の良い物も悪い物も全て「自分の思考が創っている」と信じていれば、難しく考えることはなくなります。
都合の悪い現実が目の前にあっても、それは過去の思考が創り出した現実。
今望む現実を新たに思考して、変えてしまえば良いからです。
それがわかっていてもできないのは、全ての物を自分が創っているという自覚が足りていない証拠。
私には自覚できない理由がありました。
自分に都合の悪い物を自分が創っている、とは思いたくなかったのです。
恋愛の悪い物はなぜか受け入れられました。
でも、潜在意識を知るもっと前の過去の出来事や、職場の人間関係は「私のせいじゃない」「人を傷つける相手が悪い」と思っていました。
そこで、自分が望む現実と違う現実が目の前に起きた時、下のようにノートに書いてみました。
・先輩から「あなたが担当したお客様から質問の電話があった。もっときちんと説明しなさい。」と叱られる。
(当時美容部員のお仕事をしていました)
→お客様が帰られた後、「ちょっと説明足りなかったかな…」と実は思った。
・会議の日に資料を忘れて叱られる。(だいぶやらかしてますね笑)
→最近生活が荒れていたから、そろそろ立て直さないと大きいトラブル招きそう…と思っていた。
確かに自分の不安や、気になって何度も考えていたことが現実化しているなと自覚できました。
良い物も悪い物もやっぱり自分が創り出しているんだなと実感しつつ、私はこの不安や気になることが多い事にも気付きます。
私は私が幸せにする
私は自分の不安や、気がかりなことで日々頭がいっぱいであることに20代の頃からなんとなく気づいていましたが、ここへきてはっきりと自覚しました。
あの発言は傷つけたかも
あんなことしたら見る人から見れば私悪者じゃない?
今日の仕事ぶりはちょっと怠惰に見えたかも
と、人からどう思われるかばかり気にしていました。
それはズバリ、傷つくのが怖かったからです。
自愛の徹底
もともと私は「愛される私」になるため、不幸癖から脱出するために、この恋愛開始と同時に自愛はしてきたつもりでした。
でも「傷つくことを恐れる私」から卒業するためにも、
ますます私に大切なのは自愛だなと、ここから徹底します。
「愛される私」になるまでに彼が他の人と…とウジウジ考えている暇があったら、さっさとならなくては!
もう本気を出さなくては!と思ったのです。
まずは毎晩自分に、心の中で「愛してるよ」「大好きだよ」「ずっとそばにいる」「あなたの味方だよ」とよく自愛関連の本やブログに書いてある言葉を言うことに。
これには物凄い反発が起きました。
「気持ち悪い」「何言ってんの?私なんか大嫌い!」
「よくそんなウソ言えるね、愛してないよーだ!」
と、時にはもっと自分を罵るような言葉もたくさん出てきました。
けれど、私がもし、大好きな恋人にこれらの言葉を言ったら、彼にどうしてほしいだろう?と考えてみました。
すると、答えは
「何を言われても諦めずに抱きしめて頭をなでて納得するまで愛してると言ってほしい」
でした。
私は泣きながら自分の腕で自分を抱きしめて、時には頭をなでながら、
「今までごめんね」「大丈夫だよ」「ずーーっと愛してるよ」と毎晩毎晩言い続けました。
知人の言葉が追い風に
自愛を続けていく内に、反発の声も少なくなり、「愛してるよ」と話しかけても「わかってるよ」「大丈夫だよ」と思えるようになってきた頃。
知人からもらった言葉を紹介します。
それは、午後から雨天となり小雨の降る日の出来事。
「自分を大事にしている人は、小雨でも、少しの距離でも傘をさす。」
「そのために、天気予報を見て自分が濡れないように傘を持っている。」
これは目から鱗。
私は通勤時、雨に濡れるところはダッシュでなんとかなる距離だったので、朝から雨が降っていなければ(帰りは母が車で迎えに来てくれる)予報なんて見ず、傘も持たない人でした。
私は、今まで何度も雨に濡らしてきた自分に謝りました。
こうして、自分を大事にする行為や考え方のヒントを、この知人だけでなく、自分を大切にしている色んな人たちから得る機会が増えました。
そして周りに「自分を大切にしている人」がたくさんいるなと感じた時、
私もその一員になれてきたような気がしました。
「愛される私」ではなく「私を愛そう」
自分を大切にしていく内に、私は「愛される私」を目指すのをやめました。
「愛される」って、なんで受け身にならなきゃいけないの?と。
幸せな恋愛とか、愛される恋愛とかわからなくていい。
それよりも、これからはずっと私は私を愛そう、と思うようになったのです。
自分を大切にすることは、段々楽しく心地よくなりました。
美容やファッションに気を遣う、など見た目のことももちろん、
内面的なことも考え方が変わりました。
彼に好かれるためでなく、自分が着たい服を着るために体型作りをする。
職場の人に嫌われないようにではなく、自分がお客様のためにしたいからやる。
自分の行動、言動は「私が私のためにやったこと」
だから人がどう思おうと関係ない!
これでいいのだ!
私がやること、言うことは間違ってない!
と、自信を持ち始めます。
(これでもまだまだ「自分を大切にすること」に関しては浅い認識なんですが…この時点ではこのくらいだったので。もう少し深いことは今後自愛カテゴリで書きます。)
そして、人の目を気にしなくなった私は、良いことも悪いことも私の思考が世界を創っているんだ!と自信を持って言えるようになりました。
ついに動き出す現実
さて、自愛を徹底している間、彼の事はというと、連絡も取り続け、お店にも時々顔を出していました。
が、相変わらず大きな進展はナシ( ;∀;)
そんな時、遠方に住む独身仲間の一人が旅行に誘ってくれます。
一生独身宣言をしていた友人の婚約
彼女は遠方に住んでいるので、いつも現地集合で旅行する仲。
そして彼女は長年お付き合いしている20歳以上年上の彼氏さんがいながら、一生独身を宣言している人でもありました。
彼女の独身宣言は、私に、『万が一結婚できなくても、彼女とこうやって旅行したり楽しむ方法もあるや』と安心感を与えてくれる重要な保険でした。
そんな彼女は、前回の旅行で彼氏さんとお別れしそうだという事と、ちょっと気になる人がいるという話をしていました。
今回の旅行では進捗状況が聞けるかなぁなんて思いつつ、私の恋愛話も聞いてもらおうと楽しみに降り立った博多駅。
(この時の旅行先は博多でした♪)
あの時の衝撃は忘れません。
改札で、私に手を振る彼女。
思わず笑顔になる私…の笑顔は一瞬で強張ります。
目は彼女の左手の薬指に釘付け。
そう!彼女の薬指には、もうこれが婚約指輪じゃなければなんだろう!というくらい
大きなダイヤの指輪があったのです。
私の頭は真っ白に。
恐る恐る尋ねると、彼女は「そう、婚約したの。結婚してみることにしたの。」と。
一生独身宣言してたのに。
私の安心保険は、保険会社が倒産しました。笑
これはまずい。
幸せそうな友人の隣で、私の何かのスイッチが入った瞬間でした。
つづく。
...いや、前回現実動き出すよ!って言ったやん!
これだけ?!笑
って??
でも、まさにこれが現実が動き出した瞬間なんですよ。
それもあの苦しい自愛徹底期間があったからこそ訪れた瞬間なんです。
早く婚活話が聞きたいのはわかります。笑
もうすこーし待ってください。
次回この動き出した現実に、潜在意識が用意してくれた波に私は乗り出します。
いつも長々とお付き合いありがとうございます!
それでは皆さまViel Spass!
良い週末を❤︎